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aoi_tomoyuki's blog

その時書きたかったこと書いてます。

ゾンビものでハッピーエンドを目指すには

 ホラーでハッピーエンドにする必要があるかどうかは置いておくとして。

 最近、ゾンビ映画を見ているので、ゾンビものでハッピーエンドにするにはどうすればいいのかと考えています(暇つぶし)。なので、ちょっとまとめてみます。偉そうに語れるほど見てないのでその辺はご了承下さい。
 それからネタバレを含みますのでご注意を。

メモ ゾンビ映画視聴リスト - aoi_tomoyuki's blog


 ゾンビものというのは物語の開始時点において、大きく2種類に分けられます。

  1. 物語開始時点ではゾンビは発生しておらず、もしくは発生が確認されていない状態(青)
  2. 物語開始時点で広範囲にゾンビが蔓延している状態(黄)

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 ゾンビが発生する原因って言うのは様々あるわけですが、とりあえずそこは問いません。原因不明のものも多いし。
 ゾンビが発生拡散していくプロセスというのは次のようになります。

  1. どこかの土地に何らかの原因で最初のゾンビが発生。
  2. 初期発生のゾンビが周囲にいる人間をゾンビにパクっとかじりついて、徐々にゾンビが増加。
  3. ゾンビは町単位に拡大し人の流れ物の流れに乗って更に拡散。
  4. 時間の経過に従って、ひとつの地方、ひとつの国、そして世界中がゾンビだらけになる。

 その後、生き残った人間はゾンビを恐れながら、安全そうな場所に集落を形成し細々と暮らします。完全に人類が絶滅する展開は物語にならないので見たことがありません。
 

ゾンビ発生の初期から中期、一部地域のみの発生の場合

 大抵のゾンビものは開始時点で、ゾンビが発生していないか、一部で発生中のゾンビに気づいていない状態にあります。
 それは、ゾンビとのファーストコンタクト、初めて接触した際の驚き、人の姿をした化け物に人が食われる衝撃、さっきまで仲間が化け物になって襲ってくる恐怖などを新鮮に描くため、だと僕は思っています。
 逆に、ランド・オブ・ザ・デッド死霊のえじきなど、ゾンビが蔓延している状況からスタートしている映画は、仲間がゾンビにやられた場合、ゾンビになる前に殺すシーンが入っています。ゾンビの対処に慣れてしまった人間というのは、自分たちの命を守るためにとても残酷になります。だから、ゾンビに対するパニックを描くのには向いてないのかもしれません。

 で、本題のハッピーエンドなんですが、このパターンの場合は特に難しくありません。

ゾンビの発生圏内から抜け出せばハッピーエンド

 大半のゾンビものの目的は生き残ることですので、ゾンビがいない場所へ逃げることができればハッピーエンドです。物語の後、人類がゾンビによって絶滅されようと、登場人物がゾンビになろうと知ったこっちゃありません。物語は終わった時点で目的を達していればハッピーエンドです。
 

ゾンビを一匹残らず駆逐する

 
 ゾンビを滅ぼすことができる画期的な発明なのか、薬なのか、魔法なのか、軍隊による武力なのかは分かりませんが、人類\(^o^)/オワタになる前に、ゾンビを一匹残らず始末してハッピーエンドを目指します。
 果たしてそれはホラーなのか、ゾンビものとしてアリなのか、色々問題はありますが、それがハッピーエンドというのは間違いはありません。
 ちなみにそういうゾンビものは見たことありません。

ゾンビと共存

 
 基本的にゾンビを制圧できた場合、一部のサンプル以外は始末されると考えられるので、共存という選択が取られるのはコメディ的に描かれた作品だと思われます。
 ショーン・オブ・ザ・デッドなども前半はコメディ的なノリでかなり笑わせてくれます。この映画は主人公がゾンビの発生圏内から抜けだして無事にハッピーエンドを迎えた後、人間がゾンビを制圧してペットとして愛玩している様子が描かれて終わります。
 

人類\(^o^)/オワタ状態の場合

 
 世界中にゾンビが蔓延していて人類の未来が閉ざされている場合です。人類は種として終わってますが、各地には細々としぶとく人間が生き残っていますので物語が存在します。
 この場合、どこにでもゾンビがいるので逃げ場なんてなく、生活物資を調達するのさえ命がけで、生き残っている人間すら信用できず、人間同士で殺し合ったりします。
 このパターンは、だいたい生き残った人間はどこかの閉鎖空間で生活しています。ウォーキング・デッドのシーズン1では町から離れた場所でキャンプしてますが、1回ゾンビに襲われただけで死者を多数出して大惨事になりました。安定した生活を送るには、ゾンビが入ってこない場所の確保は必須です。
 さて、この場合どのようなハッピーエンドがあるのでしょうか。
 

より安全そうな場所にたどり着く

 ゾンビを駆逐することも、死んでしまった人間を生きかえらせることも、人類を再び繁栄させることもできないので、話が一段したら終わりという感じです。
 例えば、今まで住んでいた場所がダメになって、どこか安全そうな場所を探して旅立ち、幾多の苦難を乗り越え、ゾンビの襲撃がなく、水や食料の心配のない核シェルターのような場所にたどり着いて「やったぜっ!」で終わり。
 つまり、ピンチを乗り越えて一時の安らぎをえたところでエンディングというわけです。無難な感じです。
 死霊のえじきでは、ゾンビが入れない基地に閉じこもっていましたが、人間同士の争いで内部分裂を起こし、なんだかんだでゾンビが押し寄せてきます。主人公たちは大ピンチのところを脱出して、ゾンビのいないビーチでくつろいでるところでエンディングでした。たぶん、その後は死んだんじゃないですかね。
 
 

俺たちの戦いはこれからだエンド

 
 マンガが打ち切りになる場合によく使われる手法です。正確には微妙に違いますが似たような感じです。
 ゾンビだらけの世界に逃げ場はなく、どこにいても危機は去らないわけですから、最大の山場を超えて物語に一区切りついて余韻を残したところで、明るく終わります。
 ゾンビ革命では、ゾンビが蔓延したキューバを脱出して、アメリカへ向かう船に乗り込みますが、複雑な事情でオッサンだけが一人残り何千何万といるゾンビたちに立ち向かうところで終わりました。(映画自体がコメディー調でバカっぽく、オッサンがカッコよかったので、こういう終わり方はアリだと思います)
 ゾンビランドは、ゾンビだらけの世界を旅する話なのですが、馬鹿でアホでムカつく女2匹(作中では素敵な女の子)を助けて、旅は続いていく的な終わり方だったはずです(うろ覚え)。
 
 

地球から脱出!

 
 宇宙人だとか未来人だとか地底人だとか、そういうのに助けてもらって地球から脱出!
 ホラーとして終わってる上に駄作の烙印を避けることはできませんが、物語としてはハッピーエンドで終わることができます。
 どれだけ作品中に伏線を自然に散りばめ、エンディングまでに、「これは宇宙人だとか未来人だとか地底人だとかが助けに来てくれるぞ」という下らないオチに気づいてもらえるかが勝負です。
 気づいてもらえずに、エンディングで突然、宇宙人だとか未来人だとか地底人だとかが出てきてポカーンとさせてしまったら、「見る価値がないどころか、存在することが許せないゴミ」という評価になってしまいます。だから、伏線で気づいてもらってショックをやわらげ、駄作と評価してもらえるようにがんばるのが鍵です。
 
 
 
 他にもあったら教えてください。