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aoi_tomoyuki's blog

その時書きたかったこと書いてます。

百合

ハロウィンのささやかな事件|短編小説の集い(A:ハロウィン)

【第1回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」【第1回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 参加です。小説リハビリ2回目。スペース込みで4999文字。 百合をずっと書きたかったんで百…

百合乙女「アンコク料理?」

お姉さま「ええ、アンコク料理」 百合乙女「アンコク? あんこう料理じゃなくて?」 お姉さま「あんこうじゃなくてアンコクよ」 百合乙女「アンコクって何ですか?」 お姉さま「アンコクはアンコク以外のなにものでもないわ」 百合乙女「いや、さっぱりわか…

百合乙女「お姉さま、未来から牛丼がきました!」

お姉さま「意味が分からないわ……」 百合乙女「これを見てください!!」 お姉さま「吉野家の牛丼ね。作りたてのようだけど」 百合乙女「はい。美味しそうです。じゃなくて、ここを見てください」 お姉さま「未来急便? 聞かない名前ね」 百合乙女「それもそ…

百合乙女「お姉さま、最近、この辺りで口裂け女が出るらしいですよ」

お姉さま「口裂け女っていうと、都市伝説のアレ?」 百合乙女「そうです。口が耳までがばーって裂けているアレな人のことです」 お姉さま「出たってことは、誰か見た人がいるの?」 百合乙女「私の友達だった子が見ました」 お姉さま「友達だった? どうして…

百合乙女「お姉さま、最近この辺りに吸血鬼が出るそうですよ」

お姉さま「吸血鬼って、十字架とかニンニクが嫌いなアレのこと?」 百合乙女「そうです。そのアレな吸血鬼です」 お姉さま「吸血鬼はフィクションでしょう?」 百合乙女「ノンフィクションだから、お姉さまとの甘いひと時に、こうして話題にしてるんじゃない…

百合乙女「お姉さま、こんな所に『ザ・ワールド』ボタンがあります!」

お姉さま「ザ・ワールド?」 百合乙女「ザ・ワールドです」 お姉さま「何なの、それは」 百合乙女「わたしに聞かれても……。ここに書いてあるの読んだだけです」 お姉さま「ええと、『【ザ・ワールド】ボタン。このボタンをポチっと押せば、たちまち世界は動…

百合乙女「お姉さま、こんな所に人生リセットボタンがあります!」

お姉さま「なにそれ?」 百合乙女「人生リセットボタンです」 お姉さま「放っておきなさい」 百合乙女「ええええええええええーーーーーーーーーーーーーーー!」 お姉さま「あーうるさい」 百合乙女「なんで放置するんですか! 押さなきゃ負けですよ!」 お…

百合乙女「お姉さま、お弁当作ってきました」

お姉さま「あら、あなた料理なんてできたの?」 百合乙女「できませんよ」 お姉さま「……」 百合乙女「……なんで黙っちゃうんですか」 お姉さま「学食行ってくるわ」 百合乙女「待ってください! 一生懸命作ったんですよ!」 お姉さま「料理できないのよね?」…

お姉さま「この間、あなたと知らない子が、一緒に仲良く歩いてるの見かけたんだけど」

百合乙女「はい?」 お姉さま「はい? じゃなくて」 百合乙女「いいえ?」 お姉さま「まったく笑えないわ」 百合乙女「え、え、えっと、その、それは、た、他人の空似というやつでは」 お姉さま「わたしが恋人の顔を見間違えるとでも?」 百合乙女「そ、そん…

百合乙女「わたし先輩のことが好きです。つきあってください」

先輩「つきあう? あなたレズビアンなの?」 百合乙女「ぐふっ、いきなりど直球ですね。でも、わたしはレズじゃないです」 先輩「じゃあなんなの?」 百合乙女「百合です! わたしの先輩に対する想いは、百合のように白く、美しく、ピュアホワイトなんです。…